「既存のバルブの設計流用で水素・アンモニア対応は比較的簡単にできるのでは?」といった質問もお受けしますが、安定性・安全性が必須要件であるTVEのバルブ開発においては“簡単に”進めてはいけないテーマです。
例えば既存技術で設計製作した「高温・高圧状況下でも漏洩が起こらないバルブ」であっても、分子量が圧倒的に小さい水素を流したときに、各部品の機械精度やパッキンでは漏洩を防ぐことができない可能性があります。
流体が高圧水素の場合は、水素脆性の問題も懸念されています。
水素対応バルブをはじめとした次世代バルブ開発では、考えられる事項を検討し尽くし、確実、かつスピーディーに開発・検証を行っていくことが重要です。
TVEでは資本提携しております株式会社キッツとも定期的に情報交換を行いながら要素技術の開発から進めていますが、実際のバルブ仕様や抱えている懸念点などユーザー様からのリアルなお声もとても重要であると痛感しています。
ぜひ皆様の課題、目標もご相談いただき、パートナーとして共に技術開発を進めて行ければと思います。
些細なことでも結構です。
次世代/新様式に対応するバルブについて何かあればぜひお声掛け頂きたいです。
100年バルブを製造し続けてきたTVEの持つノウハウで皆さまの課題、目標もご相談頂き、パートナーとして共に技術開発を進めて行ければと考えています。