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バルブ技術ニュース vol.07

2020.06.02
バルブ技術ニュース

バルブ技術ニュース:東亜バルブエンジニアリング

エンジニアの方を対象にバルブに関わるあらゆる技術情報や最新事例をご提供!

【技術レポートvol.7】

いつもお世話になります。東亜バルブエンジニアリングの原田です。

今回の技術レポートも、バルブに関するメンテナンス技術・エンジニアリング・IoT等の最新情報をエンジニアの皆様にお伝えして参ります。

 ~ 現地工事費・工期短縮に寄与! ~
 異材の溶接により現地での熱処理が不要に
 TVEは特殊なオプションにも対応しております!

左図は、 炭素鋼の弁(SCPH2)とステンレスの配管(SUS304L)を溶接するために3層バタリングしたものです。

バタリング(異材の溶接)とは突合せ溶接継手の開先面にサーフェシングをする方法です。

本事例は炭素鋼とステンレス材を溶接するためにバタリングしておりますが、これらの母材が溶け出し、混合しても安定したオーステナイト組織を受けられます。

詳しい情報はこちら

 

 電動弁のシーティング方式とは?
 バルブに関する基礎知識のご紹介!
 ~  電動駆動による2種類のバルブ閉止方式 ~
【手動でないバルブの開閉】
バルブの開閉というと手動でハンドルを回転させることで弁の開閉を行うことを想像されると思われますが、電動駆動によるバルブの開閉方式もございます。
例えば、仕切弁やパラレルスライドバルブの電動駆動によるバルブの開閉には2種類の方法があり、それぞれ適している弁の特性が異なります。
 
1. ギァードシーティング
出入り口の流体差圧によって弁体が弁座に押し付けられます。シート面を含めバルブ及び駆動装置に生ずる閉止時のシート荷重が小さいことが特徴で、バルブ部品の損耗を抑えることができます。
 
2.トルクシーティング
手動操作と同様に操作力によって弁体が弁座に押し付けられる形でバルブの開閉を行います。手動と異なるのは、トルクスイッチにより駆動力を制御し設定された締め付けトルクで閉弁することができる点です。
 

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