仕切弁弁座交換
600㎜サイズの大型仕切弁弁座交換工事を現地で実施致しました
- Before
- 弁座、弁体シート面に腐食、傷を確認
火力発電所に設置されてるボイラ主蒸気塞止弁です。弁座・弁体シートに腐食が見られたために前回点検の懸案事項として工事実施しました。600㎜サイズで高圧の超大型&肉厚の仕切弁です。切削機、溶接機共に最大級クラスが出動致しました。
- Operation Inprogress
- 切削加工機による切削、自動溶接装置による遠隔TIG溶接、現地後熱処理を実施
切削機ですが総重量約500kgの大型機です。大口径の切削を行うには相応の剛性が必要となりその分重量が増えてしまいます。自動溶接装置は従来のものから今回新規設計を行い画期的な溶接装置を作成しました。旧弁座を抜きましてが弁座の外側にエロージョンの跡が見られます。
After
新弁座を弁箱に取付け溶接を実施。実施後弁座のラッピングを行い弁体との当たり確認実施
弁座を抜き取った後に新弁座を取付けます。ただしサイズが大きいので重量が約50kgになり、弁座へ入れるのも一大作業です。取付後、弁座を固定し寸法計測を実施します。そして仮付溶接を行い、固定治具を外し本溶接に入ります。細かな治具、作業ステップを繰り返しながら工事は進んでいきます。
その他のメンテナンス・提案改善事例
-
フランジ面加工
大型配管フランジ面の再生加工を実施致しました。 Before 配管開放メンテナンス時にガスケット面に傷、腐食を確認 施工前全体 施工前(9時部位) 施工前(3時部位) 工場施設内に設置されている […]
-
現地での弁の取外し、取付け、検査をトータルで実施しました
火力発電所での既設弁の取替工事を行いました。 Before 弁の老朽化に伴う新規弁への更新 既設弁取付状況 既設弁取外し後 配管開先加工後 今までは弁メーカーとして販売、メンテナンスは実施しておりました。顧客からのニーズ […]
-
-
-
-