大型玉形弁 弁座交換工事
大型玉形弁弁座交換工事を行いました。
- Before
- 弁座シート面に錆、腐食を確認
火力発電所に設置されている玉形弁の弁座シート面に錆、腐食が見つかり前回懸案事項として残っていたものを今回の工事で実施することとなりました。
ちなみにサイズですが内径が335㎜、弁座までの深さは700㎜あります。
かなりの大型弁です。
- Operation Inprogress
- 狭小の空間に対応すべく切削機を一部改造して対応
切削機取付
今回の一番の作業はボーリングマシンの再設計です。
写真のようにバルブから上の面までが非常に狭く通常のボーリングマシンでは取付が出来ません。その為に縦付のモーターを横付に変更し、連結のシャフトギアも製作といった改造を行いました。それにより何とかバルブへの取付が出来ました。
After
- 加工終了後、寸法計測、PTを行い健全性を確認
バルブから弁座を取外し、そこに新しい弁座を取付けます。当然深くて手作業で溶接は出来ませんので自動溶接機によって溶接を行いました。
仕切弁、逆止弁、安全弁、玉形弁様々なバルブに対応した切削機、溶接機を準備しています。
幅広く現地での弁座取替を行ってるのがTVEの強みでオンリーワン技術です。
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