プラント計装弁フランジ面 再生加工工事【バルブメンテナンス事例】
小口径計装弁のフランジガスケット面の再生加工工事を実施した、バルブのメンテナンス事例です。
- Before
- 弁箱シート面に腐食を確認
原子力発電所に設置されている水位のレベルを計測する計装弁。相当数の台数がありほぼ錆がガスケット面に発生していました。
本体とフタそれぞれの加工が必要でフタは外には出せない為に、専用の簡易旋盤を製作し、発電所の中で作業を行いました。
- Operation Inprogress
- 専用の切粉落下防止治具、専用の切削機を用いて現地切削加工実施
まずは養生から行います。計装弁は配管に繋がっている為に中に異物を落とすと最悪の場合その為に配管を切断する事になり各所に多大な迷惑をかける事になります。まずは養生を確実に行います。その後本体側、フタ側をそれぞれの加工機で切削加工します。もちろん平行度の確認は確実に実施します。
After
- 切削加工後、寸法計測、非破壊検査(浸透探傷試験)を行い、品質を満足していることを確認
本体側、フタ側それぞれ加工が終了致しました。ちなみにこの工事は台数が50台程度となりかなりの長期スパンで実施致しました。1台も切削ミスなく実施致し出荷時と同等の品質を確保する事が出来ました。原子力プラントの安全、安定運転に微力ながら貢献しております。
安全弁・バルブのメンテナンスについては東亜バルブエンジニアリングにご相談ください。
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