玉型弁弁体・弁座 フランジ面加工
原子力発電所内に設置されている玉形弁の弁体、弁座シートの補修加工を実施
- Before
- メンテナンス作業中に弁体、弁座のシート欠陥を確認



原子力発電所内に設置されている玉形弁の弁体、弁座のシート面が半周程度腐食しておりこれに関する現地での処置加工依頼がありました。もちろん発電所外には持ち出しが不可能ですので現場での加工が必要です。弁体の加工は専用で固定治具を製作し実施致しました。
- Operation Inprogress
- 専用の切削機を用いて現地切削加工実施


このバルブですが放射能汚染がある為に作業する為の装備がかなり重装備となります。見た目は宇宙服です。ゴム手袋も3重にしており普段の作業と比べると非常にやりづらい環境です。このような作業を行う場合は事前に社内で模擬装備を行い、品質、作業時間等を確認を行ったりしております。
After
- 切削加工後、寸法計測、非破壊検査(浸透探傷試験)を行い、品質を満足していることを確認



作業が完了し全て腐食の除去が完了致しました。色々なフランジ面再生加工を実施致しまが今回のケースはベスト3に入る腐食でした。弁体と弁座の当たりも確実にとれました。今回は施工は計3台ありましたが全て同様の仕上がり、品質状態を確保する事が出来ました。
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