電磁式逃し弁 ガスケットフランジ面 再生
発電所内に設置されている電磁式逃し弁の弁箱ガスケットフランジ面の再生加工を実施
- Before
- メンテナンス作業中にガスケット面の腐食を確認
火力発電所内に設置されている電磁式逃し弁のフランジ面の再生加工です。この弁は安全弁の一種ですが電気信号で弁体を作動させ圧力を逃すバルブです。またサイズが46㎜と小さく植込みボルトもあります。その為に専用の取付治具を用いて切削加工する必要があります。
- Operation Inprogress
- 専用の切削機を用いて現地切削加工実施
今回は内径が狭小で植込みボルトが干渉するので植込みボルトを利用するタイプの加工機で実施しました。中も見づらく加工機の平行度調整作業も難しいですが焦らずに確実に行い予定工期で作業を完了させることが出来ました。
- After
- 切削加工後、寸法計測、非破壊検査(浸透探傷試験)を行い、品質を満足していることを確認
施工後に非破壊検査実施し指示模様無しで無事に終了致しました。またこの電磁式逃し弁はプラントには1台だけでなく複数台設置されております。顧客より計画的に他の電磁式逃し弁のフランジ面再生加工の実施予定を伺いました。単発でなくリピート工事となってこそ顧客の信頼を得たということだと思います。
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