<弁の特徴>
加圧器安全弁は原子炉1次系の圧力を加圧する加圧器上部に2個以上設置されています。
加圧器は原子炉1次系を既定の圧力に制御していますが、機器故障により原子炉1次系の圧力が上昇する事態が発生した場合、1次系の最終過圧の防護として本弁が作動し圧力超過を防止します。
本弁の特徴として、出口側の背圧が作動特性に影響しないベローズ式の構造としており、ベローズの破損に対しても作動性能に支障が出ない補助背圧平衡ピストン構造を採用しています。
各ツール名称 | 加圧器安全弁 |
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用途 | 原子炉1次系における圧力超過の防止 |
設置個所 | 原子炉1次系の加圧器上部 |
製作可能径mm | 150A |
使用実績 | 加圧水型原子炉(PWR)に多数設置 |